私たちは全国に約5,300箇所の受託先があり、1日約120万食（2017年1月時点）の食事サービスの提供を行っています。
これは1日120万回の「ありがとう」をいただく機会があるとも言えます。
1日120万回の「ありがとう」をいただくために私たちは様々な取組みをしています。
まず、食事は安全でなければ安心できません。私たちは食材の購入からチェック体制があります。
購入する食材の原産地や工場への視察を行うことや、食材を購入してから配送されるまでの物流時点の管理も行っています。
もちろん調理する厨房での衛生面について配慮が必要です。
私たちは食中毒などの防止に向け、厚生労働省通知「大量調理施設衛生管理マニュアル」をベースにHACCP手法を取り入れた独自のマニュアルを作成し、各ご契約先事業所で働く社員の皆様に対して配布、指導しています。
もちろん、マニュアルを配布するだけで衛生を保つことはできません。専門教育を受けた本社衛生管理室の衛生インスペクターが各ご契約先事業所を訪ね、衛生状況を実地で調査、聞き取りしながら確認する「事業所衛生点検」を実施しています。
また、安全・安心である以上に食事は「おいしく」ないといけません。
健康状態に応じた「一人ひとりにふさわしい食事」の提供を私たちは目指しています。地域ごとに献立を工夫し、多様なニーズに応えるよう努めています。もちろん、完全な個別対応は困難です。個々のニーズに対応しながら、いかに病態や栄養価、彩りや季節感などを考慮したバランスの良い献立を提案できるかも仕事のやりがいの一つです。
